Month: 1月 2021

走って知らせる

今日のマラソン競技の起源は、古代ギリシャの伝令だといいます。言い伝えによれば、紀元前490年、ギリシャが侵攻してきたペルシャ軍を打ち破ったことを知らせるために、フェイディッピデスという伝令が、マラトンからアテネまでの約40キロを走りました。今日のマラソンランナーは、自己実現のために走ります。しかし、フェイディッピデスは、勝利の良い知らせを同胞に届けるという大義のために走りました。

小さな魚

イギリス人の夫婦が、西アフリカの某国に住み、数年に渡って地元の男性と友情を育みつつ、イエスの愛やイエスの救いを伝えました。彼は、キリスト信仰が「より優れた真理」だと納得していましたが、自らの宗教に対する忠誠を手放すことはできませんでした。理由のひとつは、経済的なことです。この宗教の指導者として報酬を得ていたからです。地域社会で立場を失うことも心配でした。彼は悲しそうに言いました。「まるで小川で魚を捕る人のようだ。小さい魚を捕まえたところ、大きな魚が、そばを泳いでいく。大きな魚を捕るためには、小さい魚を手放さなくてはならない。」

神の足跡

幼い孫が「神さまがどこに住んでいるか知っているよ」と言いました。妻が「まあ、どこなの?」と尋ねると、「おばあちゃんの家の隣の森の中だよ」と答えました。なぜこんな考えが浮かんだのかしらと妻は言いましたが、私には分かります。散歩で森に行ったとき、神の姿は見えなくても、神の造られたものが見えるので、神がおられると分かると話したのです。私は水辺の砂地に足跡をつけ、「おじいちゃんが足跡を作っているのが見えるだろう。川や木、動物は、神さまの足跡だ。それが見えるので、神さまがおられると分かるんだよ」と語りました。

堅固な信仰

ダイアン・ドッコ・キム夫妻は、長男が自閉症と診断され、悲しみに暮れました。彼女の著書『壊れない信仰』によると、愛する息子に対する夢や期待を、現実に合わせて調整することは楽ではなかったと言います。しかし、夫婦は、この経験を通して、神が自分たちの怒りや疑い、不安を受け止められると学びました。息子が大人になった現在、ダイアンは障害児の家庭を支援しています。神は決して約束を破られず、無限の御力と尽きぬ愛でいつくしんでくださると語ります。また、夢や希望、思い描いていた人生を失った時、それを悲しんでも大丈夫と断言します。

サマリヤ人の血

ジャカルタで開かれたインドネシア人の起源に関する講演会で、自分のDNAを調べたらサマリヤ人の血が少し入っていたと誇らしげに語った政治家がいました。聖書の善きサマリヤ人の話は、無条件の慈愛を表す物語だからです。

魔法使いではないオズの人

ドロシー、カカシ、ブリキの木こり、臆病なライオンは、「オズの魔法使い」の登場人物です。みんなで、西の悪い魔女から不思議な力を持つほうきの柄を奪ってオズに帰ってきました。そして、魔法使いに再会しましたが、ドロシーの犬トトが、彼女たちと魔法使いを隔てる幕を引き倒してしまったので、魔法使いの正体は普通の人間だとばれてしまいました。その人は気弱なネブラスカ州出身の男性でした。一説によると、作者のライマン・フランク・ボームは、神を信じられない人で、自分の問題は自分にしか解決できないというメッセージを発したかったと言われています。

強い人

セイビーの出生時の体重はたった245グラム。在胎23週で生まれた超早産児です。医者は彼女の生涯は1時間程度かもしれないと両親に告げました。しかし、セイビーは戦いました。彼女のベッド脇のカードには「小さいけれど強い」と書かれていました。そして5か月後。セイビーは奇跡的に2,250グラムの健康な赤ん坊として退院し、世界最小の新生児の記録を更新しました。

唯一の道

退勤時間に娘から「高速道路に乗ってはダメよ」とメールが来ました。帰宅路が大渋滞だと言います。別のルートを調べましたが、どこも同じようなので、時間をずらすしかありません。それで逆方向に寄り道をして、孫が参加しているスポーツイベントの観戦をしました。

同情してくださる神

ある寒い夜、モンタナ州ビリングで、ユダヤ人家庭の子ども部屋に大きな石が投げ込まれました。窓には、ユダヤのハヌカー祭を祝って、燭台とダビデの星が飾られていました。この町の何千人もの人々は、この悪意ある所業に対抗して、連帯を表すために、燭台の絵を自分たちの窓に貼り付けました。彼らの多くはキリスト者でしたが、ユダヤ人の隣人たちが味わった悲しみと恐怖を我が事と受け止めたのです。